留学体験談（2）

スタッフM

こんにちは。日本人スタッフMです。
日本から4週間、英語留学にいらっしゃいました☆

日本から英語を勉強するために来た40代後半のTです。
学生時代から30年近く英語に苦手意識を持っている私ですが、ふと日本から離れて英語を学ぼうという気持ち芽生えたので気持ちが変わらないうちに申し込みをして1ヶ月の留学をすることにしました。結論から言うと当初想像していたよりも充実した日々を送ることができそれなりの年齢にもかかわらず人生観に少なからず影響を与える日々を過ごすことができました。そんな経験の一部を記してみたいと思います。

今回マレーシアで勉強をしようと思った最初の理由はお恥ずかしながら安いと言うことでした。
数年前に一度旅行で来たことがあるのですがその時に安くて美味しい国と言うイメージを持って帰国したこともその決断を後押ししたのも事実です。とは言え、旅行とは違い通学、そして旅行と違い滞在期間も長いとなるとやはり未体験が故の不安も出てくるところです。その点も踏まえてICLSでの生活を振り返ってみようかと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、マレーシアは移住したい国として常に上位にランキングされている国の一つで、その首都クアラルンプールは様々な国から来た人が混在し様々な言語が飛び交う、まさに国際都市と言えるでしょう。もちろんその中には日本人も含まれておりレストランや駅などの公共の場でも時々日本語の表記をみることもあります。人々は穏やかで、異なる人種や言語・文化で暮らす人が混在していることもあり日本人でも違和感なく馴染めることかと思います。私個人としては日本国内で引越しをするよりもラクかも知れないと思うほどです。

さてそんなマレーシアで通う語学学校ICLSですが、クアラルンプールの中心部ブキビンタンにあります。ここは観光でも有名なアロー通りのほか、有名なショッピングモールなどが乱立している地区になり、ICLS自体もFarenheitというショッピングセンター内に存在します。

この学校へはホテルから通学をします。私はインターネットのホテル予約サイトで宿泊先を決めましたがICLSでも宿泊先を探すサポートをしてくれているそうです。私が選択したコースでは授業は月曜から金曜までで時間は10時に始まり昼休みをはさんで16時までとなります。昼休みにはクラスメイトと近くで外食。10リンギット（約300円）程度でマレーシアを感じることのできる食事をとることができます。授業も16時で終了するのでそのあと買い物をするもよし、映画を見るもよしと言うところです。ちなみに映画は時間帯にもよりますが10〜20リンギットで見ることができ留学をしている身としては語学の勉強にもなり一石二鳥です。

肝心の授業ですが先生たちはとてもフレンドリーで優しい先生ばかりです。私の陳腐な英語力に対しても忍耐強く接してくれる先生たちばかりで安心して授業を受けることができました。通学前は「ついて行けずに学校に行きたく無くなったらどうしよう」と言う一抹の不安もあったのですが実際に来て余計な心配であったことがすぐに理解できました。

授業以外でもこの学校で学べる機会があります。それは週2回のチャットサークルです。英語の日と日本語の日がありそれぞれ様々な国の出身の人が集まりおしゃべりをすることができます。これは自由に参加をすることができるのですが、ICLSでは英語以外にも日本語や他の言語のクラスもあるので他の国の人たちと日本語で交流することもできます。正直なところ日本人より難しい日本語を使いこなしている人もいるのでそのレベルには驚かざるを得ません。そういった人たちと仲良くなり週末にスポーツなどを楽しんだことはとても良い思い出です。

もちろん学校には語学を学びに来ているので、その上での話となりますが、留学することで学べることは言語だけでは無いと言うことです。経験することによって人それぞれ得るものは異なるでしょうが自ら学ぶことを惜しまなければきっと人生にプラスになる経験ができるのではないかと思います。私が留学中も10代の若者から60を超える年配の方まで多くの日本人が学びに来ていました。共通しているのはみなさんとても明るく楽しそうにしていると言うことです。

自分が学ぶことに加えて周囲からも学び、またよい影響を受ける、そんな楽しい日々が日本から遠く離れたこの地で経験することができました。